ACを克服したい当事者記録

26歳でACからの脱却目指してカウンセリング中。当事者がどうやってACから抜け出すかを記録します。

女性のパワーゲームから降りたい

こんにちは!

ACで恋愛依存のちょうちょです。

 

さて、突然ですが私は離婚経験があります。

つまりバツイチです。

その事実が私が自分自身をダメな奴だと自責する一因になっていました。

なぜなら私はこれまで、離婚したことのある人はそれがどんな理由であれ、その人の人格に問題があるに違いないと思い込んでいたから。

そして、そんな人は見下していいのだと無意識下で思っていました。

だからその意識が自分に向いたときに、苦しみが生まれました。

私は人から見下されてもおかしくない人なんだ。離婚したから。

そんな考えを止めることができませんでした。

 

この見下すという意識が、私が参加してしまっているパワーゲームのために生まれているように感じます。

 

パートナーがいるか。

結婚しているか。

子供がいるか。

いい会社に勤めているか。

パートナーはどんな職業の人か。

子供は優秀か。

 

そんな、個人の人格と関係のないただの「状態」で他人の人格を判断してしまう。それがこれまでの私の考え方でした。

素敵なパートナーがいれば、結婚していれば、子供が優秀なら、自分が他人よりも上である証明ができると無意識下で考えていました。

 

でもこの考え方は、他人から見た自分がどう見えるのかに基づいた自分の価値の測り方ではないでしょうか。

 

既婚者はのほうが優れていて、離婚経験者も独身もだめだという考えだとか、

子供がいるのはいいことだけど、デキ婚は褒められたことじゃないだとか。

 

そんな世間の声に縛られた人生で、自分の価値を他人の判断に委ねていては私は幸せにはなれないなって感じたんです。

だって私がバツイチなのは変えられない事実なのだから。

自分の価値は自分で決める。

ほかの人より上か下か、進んでいるかどうかなんて言う自分を幸せにしないパワーゲームからは降りてしまいたい。

 

結婚して子供ができて、その子を育て上げることを至上とする考え方は手放してしまいたい。

私が自分のことをいいと思える人生を歩んでいきたい。

そう思います。

 

それに私は自分が自分を見下し始めて、やっと今までどれだけの人を見下してきたか気づきました。

他人にとる態度は自分にとる態度の鏡写しでした。

だから他人に敬意を持つことは自分に敬意を持つことでもあると思います。

 

私のことを知らない誰かは、4か月スピード離婚の私を見て、ろくな人間ではないと私を見下す対象にするかもしれないけれど、それでも自分の大切にしたいことを曲げてまで焦って再婚はしないし、自分の悩みを粗末にしてまで子供を授かろうとは思えません。

 

私は少しずつ、今までどっぷりつかっていた見えないパワーゲームから降ります。