ACを克服したい当事者記録

26歳でACからの脱却目指してカウンセリング中。当事者がどうやってACから抜け出すかを記録します。

10年越しに発達障害と向き合うこと(12ステップ ステップ6)

こんにちは!

ACで恋愛依存のちょうちょです。

 

先日私は自分が発達障害の診断を受けたことがあったことを思い出しました。

高校生の頃に行ったメンタルクリニック

あれよあれよという間に心理テストを受け、

「あなたはADHDです」と言われ、

薬をリーフレットを受け取って帰ってきたはいいものの、

私を連れて行った母は

「あなたは発達障害ではない」と診断を否定し、

結局服薬も通院もせずに10年間が過ぎました。

(正直これはこれで親からの医療的なネグレクト

じゃないかと思うのですがそれはまた別のお話で…)

 

ここ最近はそのことも忘れていましたが、

先日会社の人にいただいたケーキを直前まで

持って帰ろうと思っていたのに、

結局忘れて帰ってきた時にハッと思い出したのです。

「ケーキ持って帰る」と書いた付箋を

パソコンにも張っていたのに忘れた。

昔からそうだ。

直前まで覚えていても、何か邪魔が入ると

すっかり忘れてしまう。

そういえば、私はADHDだって診断されたことあったなと。

 

このタイミングでそれを思い出したのは、私のステップ6に必要だからではないかなと思うのです。

 

ステップ6は性格上の欠点を神に取り除いてもらう準備が整うステップ。

 

そのためには自分の困りごとが欠点なのか、

何が短所なのか注意深く調べていく必要があります。

 

ステップ4・5でも調べましたが、見落としはないか。

そんな準備をしている最中に上記のことを思い出したのです。

さらに、ステップ5では自身の欠点だけでなく長所も発見しました。

だから今まで10年間闇に葬ってきた真実を知ることも

もう恐れなくていいのです。

だって私はありのままで生きていていいんだから。

 

さて、私は結局ADHDなのかどうかを知るために

私には頼みにできる仲間がいました。

(回復界隈には発達障害の方も多くいて心強い!!)

仲間に信頼のおける医療機関も相談し、昨日病院に行くことができました。

10年間無視してきた自身のケアを10年ぶりに再開したわけです。

 

今後はテストを受けてどの程度のADHDなのかを診断していきます。

それがわかることによって、私は自分がケアレスミスをしたときなどに

必要以上に自分を責めなくて良くなると思います。

また対応策もたくさんの先ゆく仲間に教えを請うことができます。

もし全くADHD傾向が見られなかった場合も

別の生きづらさの要因を探せばいいだけです。

 

だからどちらにせよ検査することは前進することだと信じています。

 

不足していた自分の世話を自分でできるようになっていくこと。

そのために仲間や医療・周囲の人の力を借りれるようになること。

こうやって本当の意味で自立していくのかななんて感じている

早春の日曜日でした。