ACを克服したい当事者記録

26歳でACからの脱却目指してカウンセリング中。当事者がどうやってACから抜け出すかを記録します。

私の人生を不自由にする年齢という名前の呪い

こんにちは。

ACのちょうちょです。


今日は私の生きづらさを作り上げる

「年齢」という名前の呪いについて。


アラサーというのは嫌なタイミングだなぁと思う。

今まで小学校入学から大学卒業、就職まで殆どのタイミングはマジョリティと一緒だった。

周りと横並びで、先行することも遅れることもなく生きてきた。

それなのに、アラサーに差し掛かると、人によっては人生のタイミングが異なることがたくさん訪れる。

結婚、出産、転職などなどだ。

どれも、する人もいればしない人もいることである。

縁と運の要素が大きくて、自分の力で全てコントロールするのは不可能なように私には思える。

(コントロールしようとして、離婚という手痛い経験をしたからこその考えかもしれないが。)


でも同時に「〜するなら30歳までに」という年齢制限が聞こえてくるのだ。

婚活するなら20代のうちに、とか

転職は30歳までにしたほうがいい、とか。

自分軸の苦手な私は、人生に置いていかれることを恐れて、焦ってしまう。

早く始めた方がいいに越したことはないことなんて言われなくてもわかってるわけで。

でも仕事の都合やいろんなハプニング、人生プランの都合上実行できないのが私の現実だ。


このようなそうできるなら苦労しない系の呪いは「うっせぇわ!」と一蹴したい気持ちである。


日々の生活に忙殺されて、自分がどうしたいのかをゆっくり考える機会は意外と少ない。

ましてや 私はACかつADHDなので、慢性的なエネルギー不足に陥っていて、時間はあっても体力、精神力の回復で手一杯なんてこともよくある。


それでも冷静に時間をとって、私が今焦っている

「〜するなら30歳までに」

という「〜」の部分について、何が私自身を幸せにするのかを考えてみると、少しは焦りを手離せるのかもしれない。


例えば、体調不良で午前休をとった日の事。

突発的に生まれた時間によって束の間のリラックスタイムを得ることができて、すごく満たされた気持ちになった。

つまり、余裕のある状態は私にとっての幸せだ。


それならどうしたらその幸せを感じる状態をキープできるか。


仕事には満足している。今は程よい残業時間で帰ることができるし、こうして突発的に休んだりもできる。

それなら今焦って転職する理由はないだろう。


結婚、出産はどうか。

将来的に家族がいないのは寂しい。だから結婚はしたい。

ACだからこそ、温かい家庭像に憧れがある。だから子供もほしい。でも自分の体調や仕事との両立を考えたら、もしかすると夫婦2人の方が幸せかもしれない。

だとすれば、どちらでも幸せになれる可能性があるから、将来的にパートナーになる人と話し合って考えたら良いということだ。


落ち着いて考えたら未来を不安がる必要はないことに気づく。

それでも、きっとまた「〜歳までに〜した方が良い」論にぶつかったら焦るんだろうと思う。

でもその度に呪いを解いていくしかない。

私の人生は私のものなのだから。