ACを克服したい当事者記録

26歳でACからの脱却目指してカウンセリング中。当事者がどうやってACから抜け出すかを記録します。

離婚して1年経ったので振り返り

こんにちは。

ACで恋愛依存のちょうちょです。


去年の12月に離婚成立してから1年経つのでその振り返り。


昨年の12/25は単なるクリスマスではなかった。

この日に離婚が成立し、元夫と74ヶ月の関係を終わりにした節目の日だった。


正直、正気でいられなかった。

楽しみにしていた結婚式はできなかったし、

私には離婚歴ありという経歴ができた。

それまでなんとか誤魔化してきた自分の

家族の機能不全な部分も見えてしまったので

実家にも頼れないし、

世界でひとりぼっちだと思った。


幸い、私のことを大切にしてくれる友人たちが

クリスマスも年明けも一緒に過ごしてくれた。

騒いで、楽しいことを詰め込んで

つらいことなんて何もなかったみたいに

振る舞わないではいられなかった。

それでも心の中に大きな穴が空いてるような

嫌な孤独感がずっとつきまとって消えなかった。


無理がきかなくなるまでの半年くらいの間は

私はいつもならありえないくらい活動的だった。


恋愛の傷は恋愛で埋める!とか言って

次の彼氏作りに奔走した。

体も心もしんどかったはずなのに、それを無視して

土日も遊びに遊びまくって、5月くらいから

徐々に具合が悪くなっていった。


カウンセリングも行き始めた。

それでもつらさが消えなくて、病院にも行ったし、

恋愛依存の自助グループ

アダルトチルドレン自助グループにも

つながったりした。


そして、底をついた。


このことが私の回復のはじまりだったのだと思う。


今思い起こすと、これまでの私は

「強迫的」に行動してきた。


離婚してつらいから、忘れるために行動するのをやめられない。

どんなに休みたくても、楽しいことを追い求めるのをやめられない。

もはや休みたいことを認識すらできない。


でも人間の心身には限界がある。

だんだんと、どんなに楽しいことをしていても忘れたいつらさから逃げきれなくなった。

実の親から欲しかった愛情が得られなくて

ひとりぼっちだという孤独感や、

今まで固執してきた自分の理想の人生から

外れてしまったことへの苦しさ・喪失感が

楽しいことの後に倍返しになって襲ってくる。


この時の唯一の解決策は、

逃げないこと だと学んだ。


自分の苦しさも悲しさも、どんな感情とも

寄り添うこと。

他のことに強迫的に取り組むことで

無視しないこと。


1人ではあまりにしんどくて無理だった。

でも私には自助グループで出会った仲間がいた。

彼女達は私に共感してくれて、一緒に進んでくれた。


そして、ずっとそばにいてくれた友人達がいた。

今までもずっとそばにいてくれたけど、

今年は特に1人で過ごすことに耐えられない時がたくさんあった。

そんな時、助けを求めたら一緒に過ごしてくれた。


他にも私のことを変わらず大切に思ってくれる友人がいた。

心の調子が悪いことをSNSに載せたら

連絡をくれた。


痛みと一緒にたくさんのことを誤魔化していたので気づけなかっただけで

私はひとりぼっちではなかった。

そんなことに今更気づくことができた。


愛情を追い求めなくても、私はもとからひとりぼっちじゃない。

それはきっと、私にも欠点だけでなく、他の人たちと同じように何にも変え難い長所があるからなんだと思う。


だからこれからの1年は、今私が持っているものを大切にして、私がひとりぼっちではないことを教えてくれた人達に感謝を返していく1年にしたい。


振り返った時にそう思えたのが

今年の私へのクリスマスプレゼントかな、と思う。


自分と向き合い続けたおかげで、つらいことから逃げるために恋愛、結婚してきた人生よりも今の方がずっと、たくさんの愛を素直に受け取ることができるようになってきた。


また1日、1ヶ月、1年とさらに成長して、素敵な時間を過ごせますように。